肝臓内科

このような症状はございませんか?

大阪市中央区の肝臓内科|AMAKATA CLINIC|本町駅徒歩すぐの肝臓内科

  • 疲れが抜けない・だるい
  • 食欲が出ない
  • 健康診断で肝臓の数値の異常を指摘された
  • アルコールをよく飲むので肝臓の健康が心配
  • 自分に合った酒量を知り、アルコールの摂取量をコントロールしたい

肝臓内科で診療する疾患例

肝臓

急性肝炎

主に肝炎ウイルスの感染を原因として起こる急性の肝機能障害です。
吐き気、食欲不振、倦怠感、発熱、黄疸などの症状が見られます。
頻度は多くないものの、劇症化し、命にかかわる事態に進展することもあります。

B型肝炎

主にB型肝炎ウイルスの感染者からの針刺し事故、性交渉、あるいは感染者である母親から生まれた子への感染によって起こる肝炎です。
多くのケースが無症状であり、気づかないうちに終息します。ただし、劇症化することもあります。

C型慢性肝炎

C型肝炎ウイルスの感染者の血液・体型を介した感染によって起こる肝炎を「C型肝炎」と呼びます。そしてそのうちの慢性化したもの(約70%)が「C型慢性肝炎」です。放置していると、肝硬変、肝がんへと進展する可能性が高くなります。

脂肪肝

肝臓に、飲み過ぎ、肥満、糖尿病、脂質異常症、薬剤の副作用などによって、脂肪が過剰に(全肝細胞の30%以上)蓄積した状態を指します。
アルコールを原因とするものを「アルコール性脂肪性肝炎(ASH)」、アルコールを原因としないものを「非アルコール性脂肪性疾患(NAFLD)」といい、後者のうちさらに進行性のものを「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」と呼びます。

アルコール性脂肪性肝炎(ASH)

脂肪肝のうち、アルコールを原因として発症するのがアルコール性脂肪性肝炎(ASH)です。肝細胞が破壊され、壊死・線維化し、肝硬変・肝がんへと進展することがあります。

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)

脂肪肝のうち、アルコールを全く口にしない人にも起こり得るのが「非アルコール性脂肪性疾患(NAFLD)」であり、さらに進行性のものを「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」と呼びます。NAFLDの約10~20%がNASHに分類され、こちらは肝硬変・肝がんへと進展する可能性があります。

肝硬変

肝臓の細胞が破壊され続けると、再生が追い付かなくなり、線維化します。この状態が肝硬変です。肝臓の血流の悪化、胆汁の分泌の障害などによって、肝臓が果たすべき役割が全うできなくなります。
肝硬変というとよく飲み過ぎと結びつけられますが、実際にはC型肝炎を原因としたケースが半数以上を占めています。
特に初期にはほとんど症状が見られないものの、進行するとともに、全身倦怠感や食欲不振、疲れやすいといった症状が現れるようになります。

原発性胆汁性肝硬変(PBC)

胆汁うっ帯を生じる慢性的な肝臓病を、原発性胆汁肝硬変といいます。胆汁の分泌機能が低下し、肝臓内に胆汁がたまり障害を起こします。「原発性」とは、原因が不明であるという意味で、以前は肝硬変と診断されてはじめて発覚することが多かったため「肝硬変」と名付けられていますが、現在では早期に診断が可能です。

膵臓

膵炎

過度な暴飲や暴食、アルコールの過剰摂取、日常的な喫煙習慣などが原因で、膵臓に炎症が起こる状態を膵炎といいます。患部をおさえると痛みを生じ、腹痛や嘔吐などの症状がみられます。胆石症が引き起こす急性膵炎は、摘出手術による治療が必要となります。

膵嚢胞

膵臓の中にできる、水成分などが溜まった袋状のものを膵嚢胞といいます。無症状の場合が多いですが、悪性の場合、摘出する手術が必要になります。

膵臓がん

膵臓にできるがんを膵臓がんと呼びます。沈黙の臓器とよばれる膵臓や肝臓のがんは、症状がでたときには進行している場合が多いので、早期での発見が重要です。暴飲暴食、喫煙、糖尿病などの生活習慣や遺伝が要因になることが多いとされています。

胆嚢

胆嚢炎

胆石症や細菌による感染が要因で起こる炎症を、胆嚢炎といいます。その9割を占める要因が、胆石によるものとされています。「急性胆嚢炎」「慢性胆嚢炎」「無石胆嚢炎」「気腫性胆嚢炎」などがあり、「急性胆嚢炎」は腹腔鏡などを用いた摘出手術をする必要があります。

胆嚢結石

胆汁成分が固まって石状になり、結石が胆嚢に溜まる病気を胆嚢結石といいます。無症状の場合もありますが、右の肋骨の下部に痛みを伴うことがあります。みぞおちやおへそ上、肩や腰に痛みを感じる方もいます。胆石溶解療法や体外衝撃波などで内科的治療を行うか、胆嚢摘出の手術が一般的です。

胆管結石

胆汁成分が固まり石状になり、結石が胆管に溜まる病気を胆管結石といいます。胆嚢結石と比較すると「急性胆管炎」や「胆石膵炎」など有症状の場合が多く見られます。敗血症など重篤膵炎に至ると、いのちに関わる大病になり得る病気なので、無症状の場合でも治療をおすすめします。

肝炎ウイルス検査のご案内

当院では、B型・C型肝炎ウイルスの血液検査を行っております。
B型・C型肝炎ウイルスへの感染のご不安がある方は、お早目に当院にご相談ください。

主な感染経路について

B型肝炎ウイルス
  • 感染した母親からの母子感染
  • 針刺し事故・注射器の共有・刺青などの血液感染
  • 性交渉
C型肝炎ウイルス
  • ほとんどが針刺し事故・注射器の共有・刺青などの血液感染
  • 感染力が弱いため、母子感染や性交渉での感染は稀
06-4391-1127 24時間WEB予約 Instagram トップへ戻る